五十肩と肩こりの違いは?治療や改善方法も違う?

肩の痛みや違和感を感じたとき、「これは五十肩?それとも肩こり?」と迷った経験はありませんか。

五十肩肩こりは、どちらも肩に症状が現れるため混同されがちですが、実は原因も症状も治療方法も大きく異なります。

五十肩と肩こりの違いを正しく理解することで、適切な対処法を選び、早期改善につなげることができます。

今回は五十肩と肩こりの違いを詳しく解説するとともに、それぞれに適した治療法や改善方法をご紹介します。

目次

五十肩と肩こりの基本的な違い

五十肩(肩関節周囲炎)とは

五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患です。

40代から60代に多く発症することから「四十肩」「五十肩」と呼ばれています。肩関節を構成する骨、軟骨、靭帯、腱などの組織に炎症が起こり、痛みと可動域の制限が生じます。

五十肩の最大の特徴は、肩関節の動きが制限されることです。腕を上げる、後ろに回すといった日常動作が困難になり、症状が進行すると髪を洗う、洋服を着替えるといった基本的な動作にも支障をきたします。

肩こりとは

一方、肩こりは医学的には「頸肩腕症候群」の一つとされ、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、血行不良を起こしている状態を指します。

長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用、ストレス、悪い姿勢などが主な原因となります。

肩こりでは筋肉の張りや重だるさを感じますが、五十肩のように関節の動きが制限されることはありません。

腕は問題なく上がりますし、関節そのものに異常があるわけではないのです。

五十肩と肩こりの症状の違いを詳しく比較

痛みの性質の違い

五十肩の痛み

  • 安静時にも痛みがある(特に夜間痛が特徴的)
  • 動かそうとすると鋭い痛みが走る
  • 痛みで夜眠れないことがある
  • 特定の動作で強い痛みが生じる

肩こりの痛み

  • 重だるい、張った感じの鈍い痛み
  • 動かすと一時的に楽になることが多い
  • 夜間に痛みで目覚めることは少ない
  • マッサージで一時的に改善する

可動域制限の有無

五十肩と肩こりの違いで最も重要なのが、この可動域制限の有無です。

五十肩の可動域制限

  • 腕を前から上げられない(屈曲制限)
  • 腕を横から上げられない(外転制限)
  • 腕を後ろに回せない(内旋制限)
  • エプロンの紐が結べない、髪が洗えないなど日常生活に支障
  • 他人が動かそうとしても動かない(他動運動も制限)

肩こりの可動域

  • 肩関節の動きは正常
  • すべての方向に腕を動かせる
  • 動かすことでむしろ症状が軽減することもある

発症の仕方の違い

五十肩

  • 明確なきっかけがないことが多い
  • 徐々に痛みと可動域制限が進行する
  • 数週間から数ヶ月かけて症状が変化する
  • 片側のみに発症することが多い(両側同時は稀)

肩こり

  • 長時間の同じ姿勢の後に発症
  • 疲労やストレスの蓄積で悪化
  • 日によって症状の程度が変わる
  • 両側に症状が出ることが多い

五十肩の進行過程と各段階の特徴

五十肩は一般的に3つの時期を経て進行します。それぞれの時期で症状や対処法が異なるため、現在どの段階にあるかを理解することが重要です。

炎症期(急性期)

発症から約2週間~2ヶ月程度続く時期です。

  • 強い痛みが特徴
  • 夜間痛で睡眠が妨げられる
  • 動かさなくても痛い(安静時痛)
  • 炎症が活発な時期のため、無理に動かすのは禁物

拘縮期(慢性期)

炎症期の後、約6ヶ月~1年程度続きます。

  • 強い痛みは徐々に軽減
  • 可動域制限が顕著になる
  • 肩が固まって動かしにくい
  • この時期の適切なリハビリが重要

回復期

拘縮期を経て、徐々に回復していく時期です。

  • 痛みがさらに軽減
  • 可動域が少しずつ改善
  • 積極的な運動療法が効果的
  • 完全回復には1~2年かかることもある

五十肩の治療方法

医療機関での治療

保存療法

  • 消炎鎮痛剤の内服
  • ステロイド注射や関節内注射
  • 物理療法(温熱療法、電気療法など)
  • 運動療法(段階に応じたリハビリ)

手術療法
保存療法で改善しない場合、関節鏡視下授動術などの手術が検討されることもあります。

ただし、手術が必要になるケースは全体の5%程度とされています。

自宅でできるセルフケア

炎症期のケア

  • 無理に動かさず安静を保つ
  • 痛む側を下にして寝ない
  • 冷やすのではなく温めすぎない(炎症を悪化させない)
  • 三角巾などで肩を固定して負担を減らす

拘縮期・回復期のケア

  • 温熱療法で血行を促進
  • 痛みの範囲内での運動
  • ストレッチを毎日継続
  • 姿勢の改善

肩こりの改善方法

生活習慣の見直し

姿勢の改善

  • デスクワーク時の正しい座り方
  • パソコンの画面の高さ調整
  • スマートフォンを見る角度に注意
  • 1時間に1回は休憩を取る

運動習慣

  • 肩甲骨周りのストレッチ
  • 首回しなどの簡単な体操
  • ウォーキングなどの全身運動
  • 適度な筋力トレーニング

環境の整備

  • デスクや椅子の高さを調整
  • 照明を適切な明るさに
  • 作業スペースの配置を見直す
  • クッションなどで姿勢をサポート

セルフケア

温熱療法

  • 入浴でしっかり温まる
  • 蒸しタオルを肩に当てる
  • 使い捨てカイロの活用(低温やけどに注意)

マッサージ・ストレッチ

  • 首から肩にかけてのマッサージ
  • 肩甲骨を動かすストレッチ
  • 腕を大きく回す運動

専門家による治療

  • 整形外科での診察
  • 整骨院・接骨院での施術
  • 鍼灸治療
  • 整体やマッサージ

五十肩と肩こりを見分けるセルフチェック

自分の症状がどちらなのか判断するためのチェックポイントをご紹介します。

五十肩の可能性が高い症状
□ 腕を真上に上げられない
□ 腕を後ろに回せない(帯を結ぶ動作ができない)
□ 夜寝ているときに痛みで目が覚める
□ 安静にしていても痛い
□ 40歳以上である
□ 症状が数週間以上続いている
□ 徐々に悪化している

肩こりの可能性が高い症状
□ 肩や首が重だるい
□ 腕は問題なく上がる
□ 動かすと楽になる
□ マッサージで一時的に改善する
□ デスクワークが多い
□ 日によって症状の程度が変わる
□ 両肩に症状がある

予防法:五十肩と肩こりそれぞれの予防

五十肩の予防

五十肩の明確な予防法は確立されていませんが、以下のような対策が有効と考えられています。

  • 日頃から肩関節を動かす習慣をつける
  • 肩甲骨周りのストレッチを継続
  • 姿勢を良く保つ
  • 体の冷えを防ぐ
  • 糖尿病などの基礎疾患の管理

肩こりの予防

肩こりは生活習慣の改善で予防できることが多い症状です。

  • 正しい姿勢の維持
  • 定期的な休憩と体操
  • 適度な運動習慣
  • ストレス管理
  • 質の良い睡眠
  • バランスの取れた食事

治療期間と回復の見込み

五十肩の治療期間

五十肩は「自然に治る」と言われることもありますが、完全に回復するまでには長い時間がかかります。

  • 一般的な経過:1年~2年
  • 早期治療を始めた場合:6ヶ月~1年
  • 適切な治療をしない場合:2年以上かかることも
  • 約10~20%の人は可動域制限が残る

重要なのは、各時期に応じた適切な治療を受けることです。自然治癒を待つだけでは、可動域制限が残ったり、回復に時間がかかったりする可能性があります。

肩こりの改善期間

肩こりは原因を取り除けば比較的早く改善します。

  • 軽度の場合:数日~1週間
  • 慢性化している場合:数週間~数ヶ月
  • 生活習慣の改善を続けることで再発予防が可能

医療機関で良くならない五十肩には「清水整体院の整体」がおすすめ

整形外科や接骨院で治療を受けても五十肩の症状が改善しない、痛みが長引いている、可動域が思うように広がらない…そんな悩みを抱えている方に、福山市の重症症状専門「清水整体院」の整体施術をご紹介します。

清水整体院の五十肩に対するアプローチ

清水整体院では、五十肩の根本原因にアプローチする独自の施術を行っています。

一般的な治療では肩関節そのものにフォーカスしがちですが、清水整体院では体全体のバランスを重視した施術を提供しています。

全身のバランス調整
五十肩は肩だけの問題ではありません。姿勢の歪み、骨盤のズレ、背骨の歪みなど、体全体のバランスの崩れが肩関節に負担をかけている可能性があります。

清水整体院では、体全体を丁寧に検査し、根本原因となっている歪みを調整します。

筋肉調整
肩関節周囲の筋肉の緊張や硬直が、痛みや可動域制限の原因になっていることがあります。

清水整体院では、筋肉を緩める独自の手技で、固まった組織を丁寧にほぐしていきます。この施術により、血行が改善され、自然治癒力が高まります。

関節の動きを改善する施術
無理に動かすのではなく、体が本来持っている動きを取り戻すような優しい施術を行います。

痛みの少ない方法で、少しずつ可動域を広げていくため、安心して施術を受けていただけます。

こんな方におすすめです

  • 整形外科での治療を続けているが改善しない
  • 痛み止めや注射に頼りたくない
  • 可動域が全く広がらず困っている
  • 夜間痛で睡眠不足が続いている
  • 自然治癒を待っているが一向に良くならない
  • 手術を勧められたが避けたい

五十肩は放置すると長期化し、日常生活に大きな支障をきたします。

医療機関での治療と並行して、あるいは医療機関で改善が見られない場合の選択肢として、清水整体院のような専門的な整体施術を検討してみる価値は十分にあります。

まとめ

五十肩と肩こりの違いについて詳しく解説してきました。両者の主な違いをまとめると以下の通りです。

五十肩は肩関節の炎症による疾患で、可動域制限と夜間痛が特徴です。40代以降に発症しやすく、治療には長期間を要します。炎症期、拘縮期、回復期という段階を経て回復していくため、各時期に応じた適切な治療が必要です。

肩こりは筋肉の緊張による症状で、関節の動きは制限されません。重だるさや張り感が主な症状で、生活習慣の改善やストレッチ、マッサージなどで比較的早く改善できます。

五十肩と肩こりの違いを正しく理解し、自分の症状がどちらなのかを見極めることが、適切な治療への第一歩となります。

医療機関での治療で改善が見られない五十肩の場合は、福山市の重症症状専門「清水整体院」のような、根本原因にアプローチする整体施術も選択肢の一つとして検討してみてください。

体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで、長引く五十肩の症状改善が期待できます。

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